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2024.9.18

1.はじめに

株式会社シード、代表取締役の西島英弘(ひでひろ・43歳)です。
初投稿ということで、ちょっと自分のことを皆さんに知ってもらいたいなと思っています。
と言っても何から書き始めればいいんだろうと悩み、筆が止まり、ワインを飲み始めました。。。乾杯、とりあえず中学生の頃の記憶をたどり、書いていきます。

2.中・高生の頃

中学生・高校生の頃からでしょうか、自分の未来を考えたときに、「人のためになることをやりたい」と漠然と思っていました。
だから、医者とか、政治家とか、人を助けることができる仕事がいいなぁと朧げに考えていました。
 
高校時代はほとんど、楽しい事ばっかりやっていたなぁ。部活の空手、音楽の仲間とバンド活動、最新のゲームなど、とても充実していた記憶が蘇ります。当然、その頃は将来何になろうかなんてことは、頭の中で漠然と考えている程度だったと思います。
 
しかし、私が高校生の頃に、現在のSEEDの基盤ともなる、サントムーン柿田川という大型商業施設が完成しました。それが、SEEDの仕事だということは、うっすらと感じていましたが、詳しくは理解していませんでした。そんな時、父親にサントムーン柿田川へ連れていかれました。
 
正直、感動しました。来た人たちがみんな笑顔になって、楽しそうに話しながら歩いていく姿をいくども見ました。
もう一つ、夢の国であるディズニーランドへ行った時もみんなが、笑いながら楽しそうに過ごしていました。サントムーン柿田川と同じような光景がそこにはあったと感じています。
 
今考えれば、その時に、「人々が幸せになれる場所」を作ってみたいと考えるようになったと思います。 

3.SEED入社

社会人としてのスタートは、2005年。静岡新聞社・静岡放送にてキャリアをスタート。7年半の間に、浜松・東京とブランチを経験させていただき、退職。現在は、SEEDに入社し、11年が経とうとしています。
 
SEEDは、広告代理店として、約37年前に静岡県沼津市で創業しました。代理店としては、後発であったため、創業当初はプロダクションとして電通の仕事を請け負いながら、全国の企業へ広告提案や地域のイベント作りを行いました。その後、ほどなくして、当時の大東紡織株式会社(現 ダイトウボウ株式会社)様と出会い、サントムーン柿田川という大型商業施設を手掛けることがきっかけで、企画と一級建築事務所を合わせ持つようになりました。
 
シードは、コミュニケーションで課題を解決し、「人と人を繋げる」お手伝いをするプロ集団です。37年にもわたり愚直にそれを実践してきました。

4.メディア環境

さて、我々広告代理業の業界は、近年、大きく変化し始めました。インターネットの普及により、消費者が接触するメディアは、テレビ、ラジオなどといったマスメディアから、SNSやYouTubeなどのWeb媒体などに広がってきました。マスメディアの広告枠を顧客にセールスするだけの広告代理業では差別化が難しく、広告代理店のビジネスは価格競争の時代に突入しました。
クライアントが広告代理店に期待することは、マーケティング、データ分析、デザインなど多岐にわたる解決能力になっていくでしょう。広告枠を売る既存のビジネスモデルからの変革が求められています。

5.中小企業について

一方、企業と消費者のコミュニケーションメディアの変化は、中小企業にとって大きな成長の機会になっているのではないでしょうか。大企業がテレビCMを打てば、商品が売れる、人が集まるという時代ではなくなってきています。特に、インターネットさらにはスマートフォンの普及を背景に、地方の中小企業でも効果的に、日本全国、世界へ情報発信することができるようになりました。地方の中小企業でも、マーケティングがしっかりできれば、大きく成長する可能性が広がっています。
 
中小企業は、全国の企業の中でも圧倒的多数を占めます。
 
その中小企業が活力を持てば、地域の雇用が支えられ、地域の活力も維持される。成長して輝く中小企業、そんな企業があふれ、いずれは自分たちがハブとなって企業同士を結び付ける。結果として、地域経済、日本全体へと連鎖を広げていき、日本経済を活性化させていきたいと考えています。
 
中小企業の課題の一つとして、大企業に比べて人材が豊富ではない点が挙げられます。マーケティング部門を専属で内製化することが難しいこともあるでしょう。そのような時には、ぜひSEEDに声を掛けてほしいと思います。ともに課題を認識し、ともに打ち手を考え、ともに実践していく、まるでその企業様の社員のように自分事として伴走していくことを約束します。

6.SEEDの未来

SEEDは、地方の圧倒的多数を占める中小企業をメインの顧客として、37年にわたって蓄積したノウハウと、情熱を元に、どこよりも独自性の高い課題解決の実行支援、アフターフォローをすることで、PDCAを回し、お客様を輝かせることにコミットします。
 
そんな輝く企業とともに、SEEDは世界企業を目指します。SEEDだけではなく、ともに大きくなる企業と世界を目指したいと思います。そのためには、当社の経営理念である「コミュニケ―ションデザイン」に真摯に向き合っていくことが重要だと考えます。toB、toCに関わらず、その先にいるお客様とのコミュニケーションを円滑にそして魅力的にデザインし、繋ぐことで双方の価値や感動を最大化させることがSEEDの役割だと考えています。

7.西島英弘の想い

私自身が、サントムーン柿田川ならびにディズニーランドで得た感動は生涯忘れ得ぬものです。「人々が幸せになれる場所」を全国、そして世界へ創造していくために、まずは、地元静岡を笑顔の絶えない街にします。私はやり抜きます。真摯にお客様と向き合い、考え抜きます。夢の実現、悩みの解決、本当に未来をともに歩める企業をサポートし続けます。そして、お客様とともに、日本の未来をプロデュースしていきます。
 
この回顧録を書いているうちにワインが一本空になってることはさておき、自分のねじを巻きなおさないとならないなと感じています。一生懸命、頭をひねり、汗をかいて、真剣に遊びながら取り組んでいきます。
 
今後は対談などもやっていきたいと考えています。対談希望者はぜひお酒を用意して、ご連絡ください。
 
明日へ乾杯。