皆さんこんにちは。直営事業部インタビュー連載の担当 宇田川です。
第2回は、弊社が総合プロデュースしているサントムーン柿田川にある「タリーズコーヒー」で副店長としてお店を任されている稲見さんにお話を伺いました。
一杯のコーヒーに込めたサービスの質、スタッフ一人ひとりの成長に心を配る姿勢から、“タリーズらしさ”を超えて“ここだけの価値”を生み出そうとする強い意志が伝わってきました。

稲見 副店長プロフィール
ー本日はよろしくお願いします! さっそくですが、まずシードに入社したきっかけから教えてください。
稲見さん:もともと、2020年の6月から富士山三島東急ホテル店のタリーズでフリーターとして働いていました。
しばらくしてから「正社員として働いてみないか」と声をかけていただいて…やっぱりこの場所で、大橋店長のもとでこれからも働いていきたいと思って、入社を決めました。
ーなるほど!最初から飲食経験があったんですか?
稲見さん:はい、タリーズの前は国道一号線沿いにある「コナズ珈琲」で数ヶ月間働いていました。その前は、みしまプラザホテルで披露宴などの配膳スタッフを1年くらいやっていました。そこは飲食店ではないですが、サービス業としての経験になったと思います。
ーホテルの配膳って、意外と厳しい世界ですよね?
稲見さん:初めてのバイトだったので、初めて働く場所として選んだのがみしまプラザホテルで本当に良かったと思える経験がたくさんありました。今の自分の接客の土台はプラザホテルで作られています。
ー現在はサントムーン柿田川店の副店長としてお店を任されているとのことですが、どんなことを意識して日々運営されているんですか?
稲見さん:当店の強みはどこかを常に考えて、それをどう活かして売上につなげられるかを日々探しています。
あと教育面でも、まだまだ体制が整っていない部分があるので、責任者や中堅スタッフの育成に取り組んでいます。
ー育成って本当に大変ですよね…。自分の思い通りにはなかなかいかないし。
稲見さん:そうなんです。伝えたつもりでも伝わってなかったり、「言い方ひとつで変わるんだな」って気づかされたり。日々勉強ですね。
ーお店づくりの中で大切にしていることは?
稲見さん:タリーズとしての安心感や落ち着いた雰囲気は大切にしつつ、「明るく入りやすい雰囲気作り」にこだわっています。
どこのタリーズでも同じ、という印象にならないように、“ここだけのタリーズ”を目指しています。
ーちょっとした工夫で印象って変わりますよね。
稲見さん:はい、席をご案内するときの一言を変えるだけで、表情がやわらかくなるお客様もいらっしゃいます。
「店員さんが感じよかったからまた来た」って言ってもらえると、やっぱり嬉しいですね。

ー副店長としてのご自身の役割はどう捉えていますか?
稲見さん:やっぱり“お店の顔”ですね。上に立つ人の雰囲気で、お店の空気も、スタッフの様子も変わると思います。
ー実際に、お客様から顔を覚えられることも多いんじゃないですか?
稲見さん:あります!常連さんとは、「また来たよ!」とか「今日も暑いね~」とか世間話だったりちょっとした他愛の話をしたりすることが多いです。
ーやりがいを感じるのはどんなときですか?
稲見さん:スタッフの成長を感じられたときや、お客様からお褒めの言葉をいただいたときは、本当にうれしいです。
ー逆に、大変なことは?
稲見さん:人材育成と、スタッフの体調面・精神面のフォローですね。
特に若いスタッフが多いので、こまめに声をかけて、コンディションを気にかけています。
ーたしかに。学校や家庭のことで揺らぐ時期ですよね。
稲見さん:そうなんです。だから、出勤してくれてる時間をちゃんと尊重して、いい経験にしてあげたいなって思っています。
ー副店長として、会社の中ではどんな役割が求められていると感じますか?
稲見さん:会社が求めていることをきちんと理解して、それをお店としてどう実現するかを考える存在だと思います。
ただ現場にいるだけではなく、会社と現場をつなぐ役割を意識しています。
ーなるほど…ちょっと話は変わりますが、副店長の“推しメニュー”ってありますか?
稲見さん:私はアイスハニーミルクラテが好きです。甘すぎず、飲みやすくて。あと、スワークル系(タリーズコーヒーで提供しているフローズンドリンクのこと)もおすすめです!
スタッフ間でもけっこう「これ好き!」って盛り上がったりします(笑)

稲見副店長 推しメニュー「アイスハニーミルクラテ」
ーこのお店に来てくださるお客様には、どんな体験をしてほしいですか?
稲見さん:「ここがいい」「このタリーズだから来たい」と思ってもらえるような、特別な体験をしていただきたいです。
チェーン店だからこその安心感と、ここにしかない魅力。その両方を感じてもらえるように意識しています。
ー一緒に働く仲間についてはどうですか?どんな方に来てほしいですか?
稲見さん:一生懸命、私の考えやお店の方向性を理解してくれて、それをしっかり徹底できる人がいいですね。
働く時間や日数も大事ですが、それ以上に「このお店を良くしたい」という気持ちがある方に来てほしいです。
ー今後、このお店をどんな風にしていきたいですか?
稲見さん:サービス面、売上面、どちらにも自信を持って「ここが一番良い」と言える店舗にしていきたいです。
そのために、まだまだやれることがあると感じています。
ー最後に、スタッフの皆さんへ伝えたいメッセージがあればお願いします。
稲見さん:まだまだ慣れない私のサポートをしてくれる皆に、心から感謝しています。
私がやりたいこと、頑張りたいことをしっかり伝えていくので、一緒により良い店舗を作り上げていきたいです。
そして、もっと成長していくためにも、自分で限界を決めつけず、やりがいを見つけながら進んでいってほしいと思っています。
これからもよろしくお願いします!
ー“お店の顔”として、理想の店舗づくりに本気で向き合う姿勢。
スタッフの育成に真剣に取り組む責任感と、お客様への思いやりが、お店の空気を作っているのだと感じました。
これからタリーズで過ごす時間が、もっと楽しみになりそうです。
次回もお楽しみに!