
音声はこちら ※本内容は、ポッドキャストの音声内容を編集しております。
西島:はじまりました。BarNishijima 6杯目です。この番組ではシードの社長である私、西島がいろんな分野の専門家のゲストをお呼びし、あまり意図を持たずにゆるくお話をお聞きする番組です。
6杯目のゲストは、株式会社TocoNanaの野中さんです。
西島:野中さん、こんにちは。
野中さん:こんにちは。
西島:野中さんとの出会いはちょっと前になると思いますけど、シードプラスで、一緒にお客さんのサポートしていただいた時からの出会いですね。
野中さん:そうですね。
西島:懐かしいですけど、マレーシアでも会ったんですよね。
野中さん:マレーシアで会いました。カフェで。
西島:カフェで 。
野中さん:2年前ぐらい…?
西島:マレーシアのカフェで会うというのもいいですね。
野中さん:そうですね。
西島:日本でも会って、マレーシアでも会って。本当にいつもありがとうございます。シードプラスとはいつもお取引をしていただきまして、ありがとうございます。
西島:ひとつ、会社の事例を2人で話しながらやりたいなと思うんですけど、ある自動車学校さんを題材にしながら、その課題をもらってちゃんとソリューションを届けたということがあります。自動車学校さんの名前は伏せながら行きますが、やはり自動車学校さんは、本当に一生に1回の買い物ですので、18歳から21歳の若者を常にとり続けなきゃいけないという、比較的、結構大変なビジネスかなと思っています。あとは地域によってなかなか、遠いところまで行かないじゃないですか。車を持ってないじゃないですか。なので、やっぱり地域の若者をとりに行くっていうのはすごく課題感として持っていて。やっぱり僕ら、シードプラスとしてウェブを見させていただくと、指名検索がほぼ8割から9割ぐらいというところで、やっぱり、認知がまだまだ出来ていないと。やはり、そのエリアと自動車学校の掛け算で検索されるような学校になってほしいなあというところで、こういろいろ話していく中、野中さんとお話してたら、「TikTok」がとても認知にいいと…
野中さん:きましたね…TikTok!
西島:(笑)そこで、野中さんにはいろいろとソリューションを考えていただいてということで。この課題に対して野中さんが出していただいたご提案ってお話していただけますか?
野中さん:はい。まず、弊社が行ったのが、企画案の構成。「どんなものを投稿すればいいんだっけ」っていうものと、あと編集の仕方ですね。基本、自動車学校さんに、自立していただきたい。というようなものがあったので、基本的に弊社としては動画の編集の仕方だったりとか、側の部分だけで、あとの実践は学校さんの方にやっていただいたという感じですね。
西島:そうですよね。やはり我々もずっとTikTokの映像制作を受け取ってずっとやり続けるという選択肢もあったんですけど、やっぱり自動車学校さんの中で内製化できた方が、今後のランニングを考えたら絶対にいいですよね。
野中さん:そうですね。
西島:でもそれに対して指導しながら…難しいです…企画案も提示して、編集もやるって結構大変じゃないですか?
野中さん:そうですね。確かにどっちを先にするかが難しいですね。その中で、編集が一番まず覚えやすいので、編集だけやってもらって成功体験みたいなものを積んでもらって、企画案を考えるという感じですかね。
西島:そうですよね。成功体験…編集の成功体験を積まないとなかなか作り手さんも、喜べないですよね。成功体験を積む時にひとつの指標みたいなものってあるんですか?「できた動画を出しました!」(のような)
野中さん:そうですね。出して、例えば1,000再生行ったとか、2,000再生行ったとかが、大体良かったり。でも最低は、本当にモデル動画だったりとか、元々弊社が作ってたものをコピペできるかみたいなものが、合格ラインだと思います。
西島:やはりその映像の合格ラインっていうのがあって…
野中さん:ありますね。
西島:そこに到達する…今回ぶっちゃけ半年間ぐらい伴走させていただきましたが、お客さんの資質もあると思うんですけれど、野中さんの合格ラインに達したのは何ヶ月目ぐらいですか?
野中さん:いや、もう2ヶ月目、3ヶ月目でしたね。これは早かったです。過去事例としても。
西島:2 ヶ月ははやい?
野中さん:早いです、かなり。そうするともう次のステップアップができるので、結果は残しやすいと思いますね。
西島:確かに、そう思います。やっぱりお客様はその2ヶ月ぐらいから動画が回り出して本当に半年ぐらいかけて結構「いいね」も増えましたよね。
野中さん:うん。うん。
西島:その時は本当にありがたくて、我々はやっぱりTikTokの知見がなかったので野中さんに助けられたな。という風に思っています。お客さんからもいいお声をいただいていまして、我々が伴走を離れても、月に2本ぐらいずつ動画投稿してるのと、お客さんもそれなりに増えてきてくださってる。 TikTokを見たというお客さんも増えてるお話を聞いています。副産物として、今まで、求人広告を出したり、求人の募集を普通にしたりしてもほとんど人は来なかったと。 2年間で正直 1 人も来なかったという中でこのTikTokを始めた半年で、なんと…5人も面接に来たそうです
野中さん:わぁ…!すごい!
西島:5人も!採用は3人されたらしいんですけど、その副産物の方が大きかったと聞いております。
西島:当初はですね、お客さんを増やして、お客さんを増やすためにも、従業員はその後増やそうっていうミッションだったんですけど、お客さんが増えつつ、いわゆる従業員とか「共感」ですね…増えたっていうのは本当に良かったと。今でも、おっしゃっていただいています。
西島:そういった意味では本当に野中さんにご協力いただいたんですが、まさに、求人とかそういうところに対して、我々とじゃなくて他の事例で、いい事例っていうのはありますか?
野中さん:そうですね。先ほどのその2年間「集まらなかった」みたいな話で言うと工事関係がまさにそうかなと思っていて、その工事会社の社長さんからも、600万円かけて誰も来なかったみたい。
西島:おぉ…
野中さん:そんな(600万も)かけて…?下手な広告のサイト出しちゃってみたいな。そしたらちょっと1 回TikTokで試してみますか。というお話をしてやってみたところ 1ヶ月で30人来ちゃって…
西島:30人!?
野中さん:エントリーがとりあえず30人来て、1人内定まで行ってますね。
西島:え…?えっと…すごいことだと…600万かけて1人も来なかったのにTikTokで30万かけて…?
野中さん:いや、10 万円だけかけました。
西島:10万円だけかけて⁉
野中さん:はい30人のエントリーが来て。ちょっと運用費用だったりとかまた別なんですけど、ただ広告費用とか含めて…1エントリーが1ヶ月あたり大体…1万円ぐらいですかね。
西島:すごいな。その話を聞いて我々もその求人のご提案をすることも増えたんですけど、まさに、今取れない業種ですかね。取れない業種に刺さってるっていうのはすごくいいなと思いますし、他でもなんかそんな事例はありますか?
野中さん:そうですね。「介護関係」とか、あと「タクシー」もそうですね。タクシーは特にすごかったなと思っていて…というのもまず 1 ヶ月目で 2 人ぐらいエントリーが来て、1年を通して結果20人採用できるっていう…
西島:え…!20人…!?新卒がこれまで1人だったのが、1年間通して20人獲得できるものになって…タクシーの運転士さんですよね?
西島:地方は明かせないと思うんですけど、やっぱり都内じゃなくて結構地方なんですか?
野中さん:そうです、神奈川ですね。
西島:でも神奈川県で、すごいですね。新卒1人しか取れなかったところ、20人!
野中さん:そうなんですよ。これが面白いなと思いましたね。 TikTok の力として。
西島:逆にどんなことやったんですか?
野中さん:まず時期として早かったというのがあると思います。タクシー会社さんがなかなか運用しなかったっていうところ。その中で、例えばどうやってタクシーのドアを開けるの?とか、運転手さんがお腹痛くなった時どうするの?とか。結構運転手さん目線で、こういう車内になってますよっていう雰囲気を出したことで、かなりの応募だったとか。いわゆる「いいね」「共感」につながって、そこから応募に至ったと思いますね。
西島:やっぱり今まで、外から見えなかったその会社の中が、TikTokによって明らかになって、共感を生んで、一歩踏み出してくれるということですね。
野中さん:そうですね。
西島:やっぱりそういう意味だと、ドアの前までは、お客さんが来てたんだけど、
野中さん:うんうんうんうん…
西島:入らなかったみたいなことがあって。
野中さん:確かに…
西島:そういう意味では、TikTokが背中を押したということがあるかもしれないですね。
野中さん:まさに、I Tとかは、ドア開けてみて違うなって言う…だからこそ結構TikTokって、「清掃系」だったりとか、「工事系」とか、タクシーみたいなもの。なかなか行かない業種、調べにくい業種の方がTikTokっていう受動的な媒体…勝手に動画が流れてきて、良し悪しを判断するからこそ、自分自身で思わぬものに出会う可能性が高い。だから、そういった調べにくい業界が強いなあと思います。
西島:まさにこれからの、地方を救う一つの手立てになるんじゃないかなと…
野中さん:そうですね。
西島:いつも野中さんと話しながら思っています。
野中さん:おっしゃる通りだと思います。
西島:本当にいつもいつも、ありがとうございます。
西島:BarNSHIJIMAでは本当に出演料ゼロ円でやっていただいているので、今日はいいお酒をご用意させていただいております。キリンリストラリーの富士御殿場蒸留所のレアなカスクのボトルをご用意させていただいております。やはり野中さんみたいにこだわっている人が飲むようなウイスキーかなと…
西島:こだわってるのかな(笑)(笑)
野中さん:こだわってますよ。たぶんこだわってますよ(笑)
西島:(笑)僕の中では、、すごくお若い社長さんなので、その社長さんがこうバリバリ頑張っているのは僕らも刺激になります。そんな気持ちで今日はそのウイスキーで乾杯したいと思います。それでは…
野中さん・西島:乾杯‼
西島:野中さん、お酒も入ったところで…
野中さん:大変ですよ、もう裸踊り始まっちゃいますよ(笑)
西島:(笑)お酒も入ったところで、ちょっと我々ですね、世界の話をしたいなと。先ほどマレーシアで出会ったという話もあるんですけど、我々、「元年堂マレーシアというのがそろそろ 1年経つんですが、そこのTikTokの運用を一緒にやらせていただいております。日本とアジアのTikTokの違いみたいなものって、何かありますか ?
野中さん:かなり面白い違いはあるかなと思っていて。やっぱり豆知識がバズりやすいのは日本で、いわゆる「映え」みたいな動画映えを結構意識されるのが、海外だと思いますね。
西島:動画映え!
野中さん:「映え」ですね…
西島:我々の元年堂のTikTokを見るときも、やっぱりそこを意識しながら…?
野中さん:そうですね。なるべく情報を与えなくした方が良いかなと思いますね
西島:そうなんですね!?
野中さん:見させる…みたいな…
西島:見させる…
野中さん:「画でみさせる」っていうほうがいいと思いますね。
西島:それはどういう…?向こうの人は、そういう「映え」が好きなんでしょうか…
野中さん:そうですね。それはあると思います。その自己顕自欲だったりとか。自分がこれ食べてるみたいなものを見せたいのが、割りと海外の方が多いなっていう印象ですね。
西島:やっぱりそうですね。 SNSとか…本当に、フェイスブックもしかりですし、Instagramもしかりですけど 、日本よりもアジアのほうが皆さん全員使っているイメージが。
野中さん:そうですね。
西島:特にTikTokに関しては、日本よりも進んでるイメージがあります。やっと、購入が日本でもできるようになりましたけれども。
野中さん:TikTokショップが。
西島:そうです。我々がマレーシアにいた頃は買えるんですか?みたいなことをやっていたぐらいなので。ちょっと僕もびっくりしたのが正直なところです。
野中さん:うんうん…
西島:我々の元年堂マレーシア。正直、我々マレーシアのお店もそうなんですけど、日本文化を輸出しようということで、日本企業さんにもですね。もう世界を一緒に飛び出ていただきたいと思っています。そんな日本の企業さんに、臆せず世界に出てほしいな。とは思ってるんですけど、野中さんのその S N Sマーケ、TikTokマーケの目線から見て、日本の企業さんってどう感じますか?チャンスありますかね?
野中さん:チャンスしかないかなと思いますね。先ほどのその先行型みたいなものが結構、利益を得るものだからこそ、特に日本っていうものは今いわゆるインバウンドで人気だからこそ、「日本」ていうだけで、ブランディングにつながるし見てくれるきっかけになりやすいので、チャンスがあると思いますね。
西島:じゃあもっともっと、その日本の伝統文化とか食を海外に向けて。世界に出てこうと思ったら、今しかない?
野中さん:もう大好きですよ。皆さん。絶対良いと思います。
西島:我々マレーシアもやってるんですけど、ASEAN市場を見たときにも、やっぱり日本っていうその文化は、みんなもいい方向で向いているんですかね…
野中さん:そうだと思いますし、まずそもそもTikTokっていうだけで、名刺代わりになるので、例えばTikTokでフォロワー1万人いますとか、5千人1万人いるだけで「おぉ」っていう安心材料になるので、僕自身が「Grab(グラブ)」っていわれる、配車アプリですね。ASEANの配車アプリで(タクシーに)乗って「TikTokやってるんだよ。」って言って、自分の画面を見せてフォロワー10万人いた時に「うわぁ」ってなって、会話が弾むきっかけになるので。まあ、そういった名刺変わりになる、世界共通の名刺を持てるので、TikTokっていいなと思いますね。
西島:いまふと聞いていましたが、10万人?フォロワーがいるんですね?
野中さん:そうです。はい。フォロワー10万人います。
西島:すみません…そんな、大…なんて言うんですか? 大ティックトッカーさん…!
野中さん:いやいや、もう全然元気なくやってるんで。
西島:是非そんな「大ティックトッカー様」がですね、世界に行くには今がチャンスだと言っているので。我々もそんな企業さんとともに、世界に出てきたいなと思っています。
西島:あの…こんな話をずっとしていると、このままずっと飲み続けなきゃいけないと思うんで、ぜひ2次会に行って、次のウイスキーをあけに行きたいと思います。
西島:今日は本当にありがとうございます。
野中さん:ありがとうございました。
野中さん・西島:「明日に、かんぱーい!!」
本日のゲスト:野中陽太 Webサイトはこちら