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便利がいつのまにか不便の話

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2015年11月30日


観光の文脈でよく語られる、そこに住んでい人たちが好きだ、と思えるような街づくりを行うこと、
それが地の光となって、光を観るという観光本来の魅力づくりにつながるというお話。
これ、最近、思うのですが、都市におけるまちづくりも同じだろうな、と。
では、都市における「そこに住んでいる人たちが好きだ」てなんだろうな、て思うわけです。
色々な要素があると思うんですけどね、地域の文化であったり、コミュニティであったり、いわゆる都市インフラであったり。
ただ、ものすごーく、物事を単純化すると、要は便利だから。
生活のための機能が、とにかくいろいろ集まっている。基本的に「便利な生活が好きだ」。
そこを志向する人たちが集まるのが、都市だと思うわけです。
(すみません、かなりテキトーですw)

 

いま、地方の中小都市がけっこう苦しんでいますよね。
特に、かつては賑わっていた街の中心部の衰退 → 活性化しなくちゃ、という話。
人口減とか東京の一極集中とか、そういう話の反対側として、語られることが多いのですが、
大概、苦しんでいる街の多くって、一昔まえの、郊外への拡大の時代に、
本来、都市がもっていた便利さを、自ら進んで郊外に移してしまったところが多いような気がします。
便利がいつのまにか、不便になってしまっていたみたいな・・・
その最たるものが医療機関。そこに世代構造の変化が追い打ちをかける、というような構図。

 

ま、そんな単純な話だけではないとは思うのですが、
とりあえず、思うのは、中心市街地の再生って話をするときに、一足飛びにいきなり遠くから人を集めることを目指すのではなく、 まずは、それこそ徒歩圏内、自転車圏内の人たちにとって、さらに便利で快適な都市生活を提供するには、何が必要か、 どういうサービスが求められているのか、そこなんだろう、と。
で、半径500m、半径1キロ、半径2キロと、その輪を少しずつ、着実に広げていく。
立つところといいますか、視点の軸とでもいいますか、
まずは、そこがすべての起点になるのではなかろうか、と。

 

で、一応、タイトルの性格上、最後にショッピングセンターに戻りますが(^_^;
これ、ショッピングセンターも同じことだと思うのですね。
やっぱり、昨対比みたいな考え方の中で、ついつい外に外に力を注いでしまうのですが、
一番大切なのは、いま、来ているお客様の満足度をさらにどう高めるか。
これって、すぐにはできないし、地道にコツコツという類のもので、
人口が減少する中、やっぱりショッピングセンターもこれからは厳しくなるわけで、
そんな中、5年、10年という視点の中で、どこが残るのか、というと、
今、来ていただいてるお客様を、地道にコツコツ大切にしてきたところなんだろうな、と
なんとなく思うわけです。

 

そういう意味では、観光も、都市も、ショッピングセンターも、
たぶん、みんな基本は同じなんでしょうね。